2026年6月30日(火曜日)の相場概況
米国 NYダウは小幅に続伸し、52,235.18ドル(前日比+52.44ドル、+0.10%)で終了。前日にAlphabetのダウ入りで初の52,000ドル台を記録した流れを維持した。ナスダック総合は26,026.51(+206.37、+0.80%)、S&P500は7,462.73(+22.30、+0.30%)とテック株主導で続伸。シカゴPMI 56.7(予想上回る)が景気敏感株の支援材料となった。米国のウィットコフ中東特使とクシュナー氏がカタール・ドーハを訪問したが、イランは直接会談を拒否。イラン外務省のバガイ報道官は「今後数日間に米国側とのいかなる会談も予定されていない」と述べており、地政学リスク緩和には至らなかった。
国内 東京市場は前日の米国株高を受けて続伸。日経平均は70,062.32円(前日比+594.21円、+0.86%)と7万円台を回復した。TOPIXは3,994.76(+12.76、+0.32%)。前日の米ナスダック続伸と半導体関連指数の堅調を受け、東京エレクトロン・SCREENホールディングスなど半導体製造装置株に買いが集中し、製造装置セクターが相場をけん引した。
為替 ドル円は162.35円(前日比+0.53円)と小幅続伸。約40年ぶりの高値圏で推移が続く。ユーロ円は185.10円(+0.13円)、ユーロドルは1.1425(+0.0003)。独6月CPI速報値が前年比+2.3%に鈍化(5月+2.6%)。ECBはエネルギー価格上昇を受けてインフレ見通しを上方修正しており利上げ局面にあるが、足もとのインフレ鈍化により利上げペース加速への警戒が若干後退し、ユーロは対ドルで小動きにとどまった。
AlphabetがNYダウ入り初日に続伸、最高値更新 — 前日6月29日にダウ工業株30種平均に採用されたAlphabet(Google親会社)が続伸。ダウは初の52,000ドル台を維持し、最高値更新。
米イラン交渉、イランが直接会談を拒否 — 米特使ウィットコフ氏・クシュナー氏がカタール・ドーハを訪問したが、イランは仲介者経由のみと主張し直接会談を拒否。バガイ報道官は「今後数日間に米国側との会談は予定なし」と表明し、地政学リスクは後退せず。
半導体装置株に買い集中、ナスダック高・AI投資継続期待 — 前日米ナスダック+0.80%の続伸と、AI・データセンター向け半導体需要の拡大期待から東京エレクトロン・SCREENなど製造装置株に買いが波及。なお東京エレクトロンの第1四半期(4〜6月期)決算発表は7月30日の予定。
ドル円162円台、約40年ぶりの高値圏で推移続く — 日米金利差の拡大を背景に円安ドル高が継続。1ドル=162円台(東京終値162.35円、NY時間は162.5円前後)は1986年以来の水準で、輸出企業の業績期待が日本株を下支え。
ドイツCPI鈍化、ECB利上げペース加速への警戒は若干後退 — 6月独CPIが前年比+2.3%と5月の+2.6%から鈍化。ECBはエネルギー価格上昇によるインフレ見通し上方修正を受けて利上げ局面にあるが、足もとの鈍化でペース加速観測が一服し、ユーロは対ドルで小動き。