2026年7月13日(月曜日)の相場概況
国内日経平均は前週末比1,315円安の67,242円と3日ぶり大幅反落。韓国KOSPI指数が8.94%急落し一時サーキットブレーカー発動となったことを受け、東京市場では半導体関連株を中心に売りが優勢となった。アドバンテストとキオクシアHDの2銘柄だけで日経平均を約500円押し下げる展開。TOPIXは28.59ポイント安の4,007.49と小幅反落にとどまり、指数間の動きに差が出た。
米国NYダウは前営業日比138ドル安の52,498ドルと小幅続落。トランプ大統領がイラン封鎖を復活させホルムズ海峡通航に20%の対価要求を表明したことで地政学リスクが再燃し、WTI原油が前日比8.68%急騰の77.61ドルへ上昇。エネルギー株の上昇がダウを下支えしたが、ナスダック総合は1.55%安の25,873と大幅続落。SKハイニックスが米ナスダック上場後に材料出尽くしで急落し、半導体セクター全体に売りが波及した。S&P500は0.79%安の7,515。
為替ドル円は162.48円と前日比0.64円のドル高・円安。ウォラーFRB理事が「インフレ高止まりなら近い将来利上げ可能性」とタカ派発言を行い、米長期金利が上昇したことでドル買いに拍車がかかった。原油高による金利上昇もドル支援材料に。ユーロ円は184.92円(前日比0.40円安)、ユーロドルは1.1383(同0.0050安)で推移。
WTI原油先物: 77.61ドル(前日比+8.68%)、ブレント原油: 78.85ドル(同+3.74%)— トランプ大統領のイラン封鎖復活表明とホルムズ海峡通航への20%対価要求により、世界海上原油輸送の2割が通過する要衝での供給不安プレミアムが原油価格に上乗せされ急騰。
トランプ大統領、イラン封鎖復活を宣言 — 米大統領はホルムズ海峡を航行するイラン船舶に対する封鎖を復活させ、同海峡通過の全貨物に20%の対価支払いを要求。地政学リスクが再燃し原油価格が急騰、株式市場はエネルギー株上昇・テック株下落の二極化展開に。
地政学リスク 原油 米国韓国総合株価指数(KOSPI)は前週末比8.94%安の6,806.93と大幅反落し、2カ月半ぶり安値。SKハイニックスが米ナスダック上場後に材料出尽くしで15%急落、サムスン電子も11%下落し、半導体主力株の急落を背景に午後サーキットブレーカーが発動された。日本市場も韓国株安の影響を受け半導体関連株が売られた。
韓国株 半導体 サーキットブレーカーウォラー理事はニューヨーク・ビジネス・エコノミクス協会で講演し、今後のデータでインフレ率が2%を大幅に上回る高止まりが示されれば「近い将来」利上げが必要になる可能性があると表明。市場では利上げ観測が再燃し、米長期金利が上昇してドル買い材料となった。
FRB 金融政策 金利SKハイニックスが7月10日の米ナスダック上場を経て韓国市場で15%急落したことを受け、グローバル半導体セクターに売りが波及。東京市場ではアドバンテストやキオクシアHDが大幅安となり、NY市場でもメモリー関連を中心に半導体株が軟調に推移した。
半導体 SKハイニックス AI