2026年7月23日(木曜日)の相場概況
国内日経平均は307円高の66,422円で反発。朝方は前日の米半導体株小じっかりと韓国KOSPI上昇(+3.41%)を受けて一時900円超高で67,000円台を回復したが、買いが一巡すると伸び悩み66,000円台でのもみ合いに。アドバンテストが1銘柄で約307円押し上げた。米アルファベットが22日夕に発表した決算で2026年設備投資見通しを1,800〜1,900億ドルに引き上げたことがAI関連株の買い戻しを誘った一方、中東情勢緊迫化による原油高と米長期金利上昇が上値を抑制した。
米国NYダウは506ドル安の51,711ドル(-0.97%)、ナスダック総合は553ポイント安の25,137(-2.15%)、S&P500は90ポイント安の7,408(-1.21%)でいずれも大幅続落。アルファベットが7%安、テスラが14%安と急落し、巨額AI投資への懸念が株主価値へ及ぼす影響を嫌気した売りがハイテク株全般に波及。フーシ派のサウジタンカー攻撃とトランプ大統領の対イラン大規模攻撃警告でWTI原油が92.19ドル(+6.2%)と急騰し、米10年債利回りも上昇してハイテク株の重荷となった。
為替ドル円は163.99円(+0.54円)、ユーロ円は186.51円(+0.50円)、ユーロドルは1.1364(-0.0031)。米労働省発表の新規失業保険申請件数が18.7万件と市場予想(21.0万件)を下回り1969年来の低水準を記録したことで、労働市場の健全性が確認され年内利上げ観測が一段と強まりドル買いに拍車。中東情勢緊迫化も安全資産としてのドル買いを誘った。
米新規失業保険申請件数(7月12〜18日週)
結果:18.7万件(予想:21.0万件、前回:20.9万件)
→ 1969年9月以来の低水準。労働市場の健全性を確認しドル買い加速
WTI原油先物(9月限)
終値:92.19ドル(前日比+5.36ドル、+6.2%)
→ フーシ派タンカー攻撃とトランプ対イラン大規模攻撃警告で急騰
アルファベット 2026年4〜6月期決算
売上高:1,197億ドル(前年比+24%)
設備投資見通し:1,800〜1,900億ドルに引き上げ
→ 好決算も巨額AI投資で株主価値への影響懸念され株価7%安
23日のNY市場はナスダック総合が553ポイント安(-2.15%)の25,137で大幅続落。アルファベットは22日夕発表の決算で売上高前年比24%増と好調だったが、2026年設備投資見通しを1,800〜1,900億ドルに引き上げたことで巨額AI投資が株主価値へ及ぼす影響を懸念した売りが殺到し7%安。テスラも決算失望で14%安と急落し、ハイテク株全般に売りが波及した。
米国株 決算 AIイエメンの親イラン武装組織フーシ派は23日、サウジアラビアの石油タンカー2隻(エンセリア・レイラ)を弾道ミサイル・巡航ミサイル・ドローンで攻撃したと発表。サウジ当局はエンセリアの船首で火災が発生したが乗組員は全員無事と確認。フーシ派は20日にサウジ船舶に対する海上封鎖を宣言しており、バベルマンデブ海峡経由の石油輸送に深刻な懸念。WTI原油は6.2%急騰の92.19ドルに。
中東情勢 エネルギー米労働省発表の新規失業保険申請件数(7月12〜18日週)は18.7万件と市場予想(21.0万件)・前回(20.9万件)を下回り、週間ベースで1969年9月以来の低水準を記録。労働市場の健全性が改めて確認され、FRBの年内利上げ観測が一段と強まりドル買いに拍車がかかった。米10年債利回りも上昇し株式市場の上値を抑制。
米経済 雇用統計韓国総合株価指数(KOSPI)は23日、前日比299.19ポイント高(+3.41%)の7,096.89で終了し大幅反発。SKハイニックスとサムスン電子が上昇をけん引。東京市場ではアドバンテストが1銘柄で日経平均を約307円押し上げ、アルファベットのAI投資見通し引き上げが半導体関連株の買い戻しを誘った。朝方は900円超高で67,000円台回復も買い一巡後は伸び悩んだ。
アジア株 半導体トランプ米大統領は23日、イランに対する大規模攻撃を検討しており決断が間近だと表明。フーシ派のサウジタンカー攻撃を受けて中東情勢は一段と緊迫化。WTI原油は一時93.50ドルまで上昇し終値92.19ドル(+6.2%)と急騰。安全資産としてのドル買いも強まり、リスク回避の動きが株式市場の重荷となった。
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