2026年8月4日(火曜日)の相場概況
国内東京株式市場は小幅反発。日経平均株価は63,957円53銭(前日比+202円63銭、+0.32%)で引け、TOPIXは3,961.78(前日比+1.75、+0.04%)とほぼ横ばいとなった。前営業日8月3日の米ナスダック大幅高を受けAI・半導体関連に押し目買いが先行し一時200円超上昇したものの、日米協調介入後の円高基調への警戒から輸出関連株に売りが優勢となり上値は限定的となった。半導体・機械が日経を押し上げる一方、金融・内需株が下げTOPIXは伸び悩んだ。
米国ニューヨーク株式市場は大幅続伸し、主要3指数がそろって最高値を更新した。NYダウは54,085ドル(前日比+907ドル、+1.70%)、ナスダック総合は26,584(前日比+662、+2.60%)、S&P500は7,736(前日比+137、+1.80%)で取引を終えた。ベッセント米財務長官がホルムズ海峡の開放などで「きょうか明日にも合意に至る可能性がある」と述べたことで中東情勢の緊張緩和期待が高まり、WTI原油は一時3週間ぶり安値の75.16ドルまで下落した。米7月ISM製造業景況指数が55.6(前月53.3)と4年ぶり高水準となり、雇用指数も49.7から52.8へ拡大圏に回復したことで景気底堅さが確認され、超大型テック株中心に買いが殺到した。アマゾン・ドット・コムは時価総額3兆ドル突破を達成した。
為替ニューヨーク市場でドル円は157.22円(前日比-0.82円)で引けた。米ISM製造業景況指数の好結果とイラン和平期待による米株高が好感され、NY終盤にかけて一時157.22円まで上昇した。ユーロ円は180.90円(前日比-0.53円)、ユーロドルは1.1509(前日比+0.0005)となった。前週末8月1日の日米協調介入で円が163円台後半から157円台まで急伸した後、日本政府による追加介入への警戒が続く中、米経済指標の堅調さがドル買いを下支えした。
米7月ISM製造業景況指数: 55.6(前月53.3)
約4年ぶりの高水準。新規受注56.7、生産58.5、雇用52.8と全て拡大圏に回復。製造業活動の強さが利上げ観測を後押しし、株式市場は好感→米国株高
WTI原油先物(9月物): 75.77ドル(一時75.16ドルと約3週間ぶり安値)
米イラン和平交渉前進観測でエネルギー供給不安が後退し大幅下落→米国株上昇を後押し
米CNBC番組でホルムズ海峡の開放などで合意に至る可能性が高いと述べ、中東情勢の緊張緩和期待が高まる。WTI原油は一時3週間ぶり安値の75.16ドルまで下落し、エネルギーコスト低下期待から米株式市場は主要3指数そろって最高値を更新した。
中東情勢 原油相場米7月ISM製造業景況指数は55.6(前月53.3)と2022年来の最高値を記録。雇用指数が49.7から52.8へ拡大圏に回復し、2023年9月以来の高水準となった。生産指数も58.5に急上昇し、米製造業の力強い回復が確認された。
経済指標 製造業アマゾン(AMZN)が時価総額3兆ドルを突破し、史上5社目となる節目を達成した。AI投資への期待とクラウド事業(AWS)の好調が株価を押し上げ、超大型テック株の上昇がナスダック総合の2.6%高を牽引した。
米国株 ビッグテック前週末8月1日の日米協調介入で円が163円台後半から157円台まで急伸した後、追加介入への警戒から円は底堅く推移。東京市場では輸出関連株に売りが優勢となり、日経平均は前営業日の米株高にもかかわらず上値が限定的となった。
為替介入 国内株式前営業日の米ナスダック大幅高を受けAI・半導体関連に押し目買いが入り、日経平均は一時200円超上昇。三菱重工・フジクラが急伸したものの、銀行・保険・商社など内需株が下げTOPIXは+0.04%とほぼ横ばいにとどまった。
国内株式 セクター動向