マーケットサマリー

2026年9月11日(金曜日)の相場概況

📊 市場総括

日経平均は64,011円(前日比-1,259円、-1.93%)と大幅反落。前営業日の米株安と中東情勢緊迫化に伴う原油高騰・日米長期金利上昇を受け、幅広い銘柄に売りが先行した。午前中にはAI・半導体関連株を中心に一時-2,062円と約1カ月ぶり安値まで下落したが、後場には金利上昇の恩恵が見込まれる銀行・保険など金融株や、円高一服で自動車関連株が下支えし下げ幅を縮小した。TOPIXは4,028-26、-0.65%)と小幅反落。

米国NYダウは52,573ドル(前日比+509ドル、+0.98%)と反発し4日続落から脱出。ナスダックは26,333+251、+0.96%)、S&P500は7,656+65、+0.86%)といずれも約1%上昇した。ブレント原油がNY時間に約3%下落しインフレ圧力が後退したほか、米9月ミシガン大学消費者信頼感指数が47.8(予想51.0)と予想外に悪化し景気後退懸念からFRBの9月利上げ見送り観測が浮上。米8月CPI発表を控えた警戒感で冴えなかったが、エネルギー価格の軟化を好感し終盤に買い戻しが優勢となった。

為替ドル円は153.61円(前日比-0.24円)と小幅続落。NY市場終値は米8月CPIで前月比+0.4%・前年比+3.4%とインフレ根強く一時154.62円まで上昇したが、ミシガン大学指数の予想外の悪化と原油価格下落で利上げ観測が後退し153.24円へ押し戻された。ユーロ円は178.11円-0.64円)、ユーロドルは1.1599-0.0013)と小幅下落。

🇺🇸 米国株式指数

NYダウ
52,573.29
▲ 509.19 (+0.98%)
ナスダック総合
26,333.04
▲ 251.31 (+0.96%)
S&P500
7,656.98
▲ 65.28 (+0.86%)

🇯🇵 国内株式指数

日経平均
64,011.34
▼ 1,259.61 (-1.93%)
TOPIX
4,028.30
▼ 26.28 (-0.65%)

💱 為替レート(NY市場終値)

ドル円
153.61円
▼ 0.24円
ユーロ円
178.11円
▼ 0.64円
ユーロドル
1.1599
▼ 0.0013

📈 経済指標・商品市況

🇺🇸 米8月消費者物価指数(CPI)

前月比+0.4%(予想+0.4%)、前年比+3.4%(7月+3.4%から横ばい)。コアCPIは前月比+0.3%(予想+0.2%を上回る)、前年比+2.4%でインフレ根強い。中東情勢緊迫化でガソリン価格再上昇が押し上げ。
市場影響: 9月FOMC利上げ確率90%近くに上昇 → ドル円154.62円へ上昇

🇺🇸 米9月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)

47.8(予想51.0、8月51.7)と予想外に50割れ・5月来最低に悪化。1年期待インフレ率4.6%(8月4.0%から加速)。
市場影響: 景気後退懸念でFRB利上げ見送り観測浮上 → ドル円153.24円へ押し戻し

🛢️ 原油価格

ブレント原油がNY市場で約3%下落し週間では105ドル下回る(週間では約9%高い水準)。ホルムズ海峡緊張緩和の外交努力が進展した一方、IEAが2026年石油需要見通しを日量250万バレル下方修正(Covid-19以来最大の年間減少)したことが圧迫。
市場影響: インフレ圧力後退観測で米株買い材料に

米国株4日続落から反発、原油価格下落でインフレ圧力後退観測

NYダウ・ナスダック・S&P500は約1%上昇し4日続落から脱出。ブレント原油が約3%下落したことでインフレ圧力後退への期待が高まり、米8月CPI発表前の警戒感を払拭した。ミシガン大学消費者信頼感指数が予想外に47.8へ悪化したことで、FRBの9月利上げ見送り観測も浮上しハイテク株を中心に買い戻しが入った。

米国株式 原油相場

日経平均1,259円安と大幅反落、中東緊迫化と金利高が重荷

日経平均は前営業日の米株安と中東情勢緊迫化に伴う原油高騰・日米長期金利上昇を受け、幅広い銘柄に売りが先行。午前中にはAI・半導体関連株を中心に一時-2,062円と約1カ月ぶり安値まで下落したが、後場には金利上昇の恩恵が見込まれる銀行・保険株や円高一服で自動車関連株が下支えした。2週連続1,000円超の下落で秋相場に下押し圧力。

国内株式 金利動向

米8月CPI、前月比+0.4%でインフレ根強く9月FOMC利上げ観測強まる

米8月CPIは前月比+0.4%・前年比+3.4%で、コアCPIも前月比+0.3%と予想+0.2%を上回った。中東情勢緊迫化でガソリン価格が再上昇したことが押し上げ要因。発表直後はドル円が154.62円へ上昇し、9月FOMC利上げ確率が90%近くまで織り込まれた。ただしミシガン大学指数の悪化と原油価格下落を受け、終盤には153円台へ押し戻された。

経済指標 金融政策

ミシガン大学消費者信頼感指数が47.8へ予想外に悪化、景気後退懸念浮上

米9月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値は47.8と予想51.0・8月51.7を大幅に下回り、5月来最低に悪化した。1年期待インフレ率は4.6%(8月4.0%)、5-10年期待インフレ率は3.4%(8月3.3%)といずれも上昇。消費者心理の悪化と期待インフレの上昇が同時進行し、スタグフレーション懸念が台頭。FRBの9月利上げ見送り観測が浮上しドル売り材料に。

経済指標 景気動向

ホルムズ海峡緊張緩和へ外交努力、IEA需要見通し下方修正で原油下落

ブレント原油は週末に105ドルを下回り、NY市場で約3%下落した。湾岸諸国外相が月曜にオマーンでイラン外相と会談予定で、ホルムズ海峡周辺の緊張緩和に向けた外交努力が進展。IEAが2026年石油需要見通しを日量250万バレル下方修正(Covid-19パンデミック以来最大の年間減少)したことも圧迫要因。ただし週間では約9%高い水準を維持し、イラン支持のフーシ派がバブ・エル・マンデブ海峡へ新たな進出で供給混乱懸念は継続。

中東情勢 原油相場
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