2026年9月15日(火曜日)の相場概況
国内日経平均株価は前日比8.89円安の6万3,484.10円と小幅続落。前営業日の米国市場でAI開発減速提言を受け半導体関連株が売られたことを受け、朝方は300円超下落してスタート。しかし売り一巡後はキオクシアホールディングスや太陽誘電などの半導体関連株が上昇に転じ、KOSPI(韓国総合株価指数)の上昇も支えとなって前場終盤には一時608円高の6万4,101円までプラス圏浮上。後場に入ると買いの勢いが弱まり、クロージングセッションで再び小幅安に転じた。国内長期金利上昇と原油高が重しとなり個別選別色が強まった。
米国NYダウは前日比328.09ドル安の5万2,093.11ドルと2日続落した。ナスダック総合は204.84ポイント安の2万5,981.57、S&P500は34.25ポイント安の7,585.73といずれも続落。9月15〜16日開催のFOMCでの利上げ決定がほぼ確実視される中、投資家は様子見姿勢を強めた。米10年債利回りが2023年以来の高水準となる5%超で推移したほか、サウジアラビアの主要パイプライン停止で原油価格が高止まり(WTI 106ドル台、約4カ月ぶり高値)し、インフレ再燃懸念が株式市場の重しとなった。
為替ドル円はNY市場で続伸し、155.10円(前日比+0.75円)とドル高・円安が進行した。FOMCでの利上げ観測を織り込む形でドル買いが優勢となった。ユーロ円は178.98円、ユーロドルは1.1536とほぼ横ばいで推移した。
米10年債利回り:5.01%(2023年以来の高水準で推移)— FOMC前に利上げ織り込みが進み債券売り継続
WTI原油先物:106ドル台/バレル(約4カ月ぶり高値)— サウジ主要パイプライン停止と中東情勢緊迫化で供給不安が継続
ブレント原油:107ドル台/バレル — 100ドル台を維持
9月15日のニューヨーク株式市場は3指数そろって続落。同日開催中のFOMC(連邦公開市場委員会、結果発表は16日)で0.25%の利上げ決定がほぼ確実視される中、投資家は新規のポジション構築を控えた。米10年債利回りが2023年以来の高水準となる5%超で推移し、高金利環境の長期化懸念が株式のバリュエーション圧迫要因となった。中東情勢緊迫化による原油高も引き続き投資家心理を冷やした。
金利 FOMCWTI原油先物が1バレル=106ドル台まで上昇し、約4カ月ぶりの高値水準となった。サウジアラビアが主要パイプラインを予防停止しているほか、ホルムズ海峡を巡る中東情勢の緊迫化で供給懸念が長期化している。原油高はインフレ再燃懸念につながり、FOMC前の株式市場の重しともなった。
原油 中東ドル円は原油高と米長期金利5%突破を受けて155.10円(前日比+0.75円)まで続伸した。FOMCでの0.25%利上げ決定がほぼ確実視される中、利上げ観測を織り込む形でドル買いが優勢となった。16日に予定される声明文や記者会見での今後の利上げペース示唆に市場の関心が集まっている。
為替 FOMC東京市場は前営業日の米国市場でAI開発減速提言を受けた半導体関連株売りを引き継ぎ、朝方300円超下落してスタート。しかし売り一巡後はキオクシアホールディングス・太陽誘電などの半導体関連株が上昇に転じ、KOSPI(韓国総合株価指数)の上昇も支えとなって前場終盤には一時608円高の6万4,101円までプラス圏浮上。後場に入ると国内長期金利上昇と原油高が重しとなって買いの勢いが弱まり、クロージングセッションで再び小幅安(8.89円安)に転じた。個別選別色が強まった。
国内株式 半導体前日のAnthropicのダリオ・アモダイCEOによるAI開発減速提言(ブログ投稿「We Must Pace the Frontier」)の影響が2日目も継続。OpenAIのアルトマン氏やxAIのイーロン・マスク氏らがこの提言に賛同を表明したことで、AI関連企業の成長見通しに対する懸念が根強く残った。市場では「超知能」コンピューターシステムのリスクへの警戒感と、AI投資ブームの減速可能性が引き続き議論された。
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