2026年10月16日(金曜日)の相場概況
国内16日の東京市場で日経平均は65,324.29円(前日比+898.34円、+1.39%)と7営業日ぶりに大幅反発。TOPIXも4,066.00(+1.67%)と3日ぶりに反発した。前日に3,300円超急落した反動に加え、AI投資の持続性を巡る懸念が和らいだとの見方から、東京エレクトロンやアドバンテスト、ソフトバンクグループなどが買い戻され、上げ幅は一時1,300円近くに拡大。前営業日(15日)の米国でダウが反発し長期金利が低下したことも支えとなった。33業種中32業種が上昇し、プライム市場の値上がりは1,292銘柄と8割を超えた。
米国16日のNY市場は、ダウが52,002.41ドル(-175.28ドル、-0.34%)と反落、ナスダック総合は26,140.04(-572.99、-2.15%)、S&P500は7,659.44(-84.62、-1.09%)と大幅安となった。AIクラウドサービスのコアウィーブが再び売られてAI関連の債務不安が再燃し、マイクロンやAMDなど半導体株に売りが広がった。フィラデルフィア半導体指数は8日続落。原油先物の上昇も投資家心理を圧迫し、セクター別では半導体・製造装置が下落した。
為替ドル円は158.02円(NY終値、前営業日比+0.02円)とほぼ横ばい。東京時間にウォーシュFRB議長が政策の方向性に言及しなかったことで10月FOMCでの追加利上げ観測が後退し、ドル売りが先行した。NY時間は米鉱工業生産・設備稼働率の発表後もドルは軟調で、米長期金利の低下を受けて一時157.70円まで下落。その後、米10年債利回りが5.12%台へ上昇するとドル買いが優勢となり、158.34円まで持ち直した。ユーロ円は177.58円、ユーロドルは1.1239ドルで引けた。
米9月輸入物価指数:前月比+1.1%(前回+0.5%)。
米9月鉱工業生産:前月比+0.7%(前回+0.1%)、設備稼働率は76.9%(前回76.4%)。発表後もドルはやや軟調だった。
米10年債利回り:5.07%。原油高に伴い小幅に上昇して終えた。
NY原油(WTI11月限):101.41ドル(+3.44ドル)と7営業日続伸。中東情勢の緊迫化が背景。
東証プライム:売買代金は約7.67兆円、値上がり1,292銘柄・値下がり228銘柄。
日経平均は前日に3,300円超下落した反動で買い戻しが優勢となり、終値で6万5,000円台を回復した。東京エレクトロン、アドバンテスト、ソフトバンクグループなどAI・半導体関連が上昇を主導し、33業種中32業種が上昇した。前日の下げ幅に対する戻りは3割程度にとどまった。
国内株式ウォーシュFRB議長は国際会議の場で、今月27〜28日のFOMCを前に「会合の結果を予断しない」と述べ、政策の方向性には踏み込まなかった。発言を受け、10月の追加利上げ観測が後退し、ドル売りが先行した。
金融政策AIクラウドサービスのコアウィーブが再び売られ、AI関連企業の債務への不安が再燃した。マイクロンやAMDなど半導体株に売りが広がり、フィラデルフィア半導体指数は8日続落。ダウも反落した。
米国株式WTI11月限は前日比3.44ドル高の101.41ドルで取引を終えた。中東情勢の緊迫化による供給懸念を背景に上昇が続き、米長期金利の上昇や株式市場の重しにもなった。
商品市況