2026年10月26日(月曜日)の相場概況
国内26日(月)の日経平均は前週末比503円51銭安の6万2,189円65銭と3日続落し、7月30日以来約3カ月ぶりの安値水準で取引を終えました。AI関連ビジネスの将来性への懸念が意識され、ハイテク・半導体関連を中心に売りが先行しました。前週末の米国市場でダウが大幅安となった流れも重荷でした。一方、TOPIXは7.17ポイント高の3,972.98と小幅に反発。東証プライムは値上がり818銘柄・値下がり686銘柄、33業種中22業種が上昇し、値がさのハイテク株の下落が日経平均だけを押し下げる構図でした。売買代金は約6兆6,438億円でした。
米国26日のNY市場は主要3指数がそろって上昇しました。NYダウは146.42ドル高の5万2,361.58ドルと反発し、ナスダック総合は214.04ポイント高(+0.82%)の2万6,169.38、S&P500は53.09ポイント高(+0.70%)の7,676.77で終えています。米アンソロピックがIPOに向けた書類を公表しナスダック上場を目指すと伝わったことで、AI関連を中心にハイテク株の一角へ買いが入りました。米10年債利回りは4.99%近辺でほぼ横ばいでした。
為替NY市場のドル円は157.50円(前営業日比+0.63円)と続伸しました。この日は米経済指標への手がかりに乏しい中、シカゴ連銀全米活動指数やダラス連銀製造業活動指数が予想を上回り、2年債入札が低調だったこともあってドル買いが優勢でした。ユーロドルは1.1174ドルと4日続落、ユーロ円は176.00円と4営業日ぶりに反発しました。今週は日米欧の金融政策発表や米ハイテク企業の決算を控え、持ち高調整が中心でした。
米9月シカゴ連銀全米活動指数:+0.07(予想-0.10、8月-0.08)/米10月ダラス連銀製造業活動指数:13.4(予想8.8、9月9.8)。ともに予想を上回り、ドル買い要因となりました。
NY原油(WTI12月限):101.76ドル(前営業日比-1.51ドル)。NY金(COMEX12月限):4,038.40ドル(+30.50ドル、+0.76%)。
米アンソロピックが新規株式公開(IPO)に向けた書類を公表し、ナスダック市場にティッカー「ANT」で上場を目指すと報じられました。AI関連を中心にハイテク株の一角へ買いが入り、ナスダックは0.82%高となりました。
米国株 AIAI関連ビジネスの将来性への懸念からハイテク株が売られ、日経平均は約3カ月ぶりの安値水準となりました。一方でプライム市場は値上がり銘柄数が上回り、TOPIXは小幅に反発しました。
日本株 半導体WTI12月限は前営業日比1.51ドル安の101.76ドルで取引を終えました。中東の緊張緩和への期待を背景に売りが優勢でした。NY金は、前週末に約3カ月ぶりの安値を付けた後の値ごろ感から買いが入り、続伸しました。
原油 金今週は日米欧の金融政策発表や米ハイテク企業の決算発表が予定されています。ユーロドルは4日続落するなど、為替市場では発表を前にした持ち高調整が中心でした。
為替 今週の注目