2026年10月29日(木曜日)の相場概況
国内日経平均は64,659.47円(+705.28円、+1.10%)と3日続伸、TOPIXは4,003.28(+11.57、+0.29%)と反発しました。前日に業績予想の上方修正を発表したアドバンテストが買われ、1銘柄で日経平均を約450円押し上げました。業種別では銀行、証券・商品先物、鉱業が上昇した一方、機械、電気機器、繊維が下落しました。前日の米国市場がFOMCの無難な通過を受けて堅調だったことも、相場の支えになりました。
米国29日のNY市場は反落し、NYダウは52,342.56ドル(-132.54ドル、-0.25%)と4営業日ぶりに下落しました。ナスダック総合は26,184.73(-365.12、-1.38%)、S&P500は7,720.39(-23.59、-0.30%)でした。前日の引け後に決算を発表したアルファベットがフリーキャッシュフローの赤字などを嫌気されて約13%下落し、ナスダックやAI関連株の重荷となりました。ダウ構成銘柄では、建設機械部門の売上高が市場予想を下回ったキャタピラーが約9.3%下落しました。AI投資への懸念が再び意識された格好です。
為替ドル円は157.71円(NY終値、前営業日比-0.13円)で、日中は158.13円まで上昇した後、157.71円へ反落して引けました。ユーロドルは1.1180ドル(+0.0026)で、独長期金利の低下を受けてユーロ売りが先行し、22時過ぎに一時1.1105ドルと約1年5カ月ぶりの安値を付けた後、買い戻されて上昇に転じました。ユーロ円は176.30円(+0.25円)でした。ECBは理事会で政策金利(中銀預金金利2.50%)を据え置きました。
米7〜9月期GDP速報値:前期比年率+3.4%(市場予想+3.2%)。1年ぶりの高い伸びとなりました。個人消費は+3.8%でした。
米9月PCEデフレーター:コアは前月比+0.3%(予想+0.3%)、前年比+3.1%(予想+3.1%)で、いずれも予想どおりでした。
米新規失業保険申請件数:19.4万件(前週は19.5万件に改定)。
米10年債利回り:4.94%(前日比-0.08%)。
NY原油(WTI12月限):102.00ドル(-0.78ドル)と反落。バンス米副大統領がイラン高官に書簡を送ったとの報道を受け、米・イランの戦闘終結に向けた協議再開への期待から売りが優勢となりました。
NY金(COMEX12月限):4,031.4ドル(-20.2ドル、-0.5%)と続落。市場が12月の米利上げを織り込む中で売りが優勢となりました。
前日の引け後に決算を発表したアルファベットが、フリーキャッシュフローの赤字などを嫌気されて約13%下落しました。キャタピラーも建設機械部門の売上高が予想を下回り約9.3%安となり、NYダウは4営業日ぶりに反落、ナスダックは1.38%の大幅安となりました。
米国株決算前日に業績予想の上方修正を発表したアドバンテストが約6%高となり、1銘柄で日経平均を約450円押し上げました。日経平均は3日続伸となり、終値は6万4,659円47銭でした。
日本株決算ECBは理事会で中銀預金金利を2.50%に据え置きました。会見でラガルド総裁は、利上げの是非を議論したうえで全会一致で据え置いたと説明し、慎重な姿勢が現時点では適切だと述べました。同日、総裁が2027年2月7日に退任することも発表されました。
ECB為替米商務省が発表した7〜9月期の実質GDP速報値は前期比年率3.4%増となり、市場予想の3.2%増を上回りました。同時に発表された9月のコアPCEデフレーターは前年比+3.1%で予想と一致しました。
経済指標米国WTI12月物は前日比0.78ドル安の1バレル102.00ドルで取引を終えました。バンス米副大統領がイラン高官に書簡を送ったとの報道が材料視され、供給不安が後退して売りが優勢となりました。
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